自分の気分や行動を制御できないことがある、という経験はありますか?
私はうつ病になってから、自分自身の行動や気分を制御するのが
難しくなりました。
例えば、楽しく会話していたと思った次の瞬間に急に悲しくなったり、
自分の意に沿わない行動をとってしまったり(イライラして自傷行為をするなど)。
その瞬間に出てきた感情や行動を抑え込むことができないことが、
とても情けなくて辛かったです。
また、ある時に動物のショーを見に行ったのですが、
「楽しい」「つまらない」などの感想が何も浮かばず、ただ「無」しか
感じられなかったことがありました。
「目の前で何かやっているな」くらいの考えしか出てこない自分に驚き、
何の感情もわかない自分が別世界にいるように感じました。
今までの自分ならなにかしらの感情があって、考えられたはずだと
悲しくなりました。
ただ、振り返ってみると「目の前の出来事に関心が持てなくなった」ことを
「悲しい」と思えたのは、まだ感情が残っていたのかもしれないと思います。
何かを鑑賞してここまで心が「無」になったのが初めてで、とても混乱しました。
体調が悪くなるとうつ症状が悪化し、気分が「無」に近くなることが
自分なりにわかってきました。
今まで関心があったことや楽しいと思っていたことに対して、
急に無関心になってしまいます。
最初の頃はこの現象に対して悲しさや怒り、苦しみがありましたが、
何度も繰り返していくうちに慣れてきて、付き合い方を学びました。
・体調不良、特に腹痛が起こるとうつ症状が悪化し、気分が「無」になる
・気分が「無」のときは、周囲への気遣いや配慮ができなくなる
・自分に余裕がなくなるため、なるべく一人で過ごす
・経験上、「無」は常に続くものではないため、なくなるまで耐え忍ぶ
・「無」状態になるべくならないために、腹痛を含め体調不良にならないように
気をつける。(食事や運動など)
とはいえ、いくら気をつけていても体調不良やうつ症状が酷くなることがあります。
そういう時は、ある程度「仕方がない」と思ってやりすごすことが
自分の心を守るために必要な考え方だと学びました。
いくら自責をしても体調は良くならないし、原因探しをしてもなにも
解決しないということを、長い時間をかけて受け入れられるようになりました。
初めからうつ病を受容する考え方をするのは難しい、
もしくは不可能だったと思います。
自分の身に起きていることが何もわからず、不安と怒り、
悲しみの中で様々な出会いと経験をしてきたからこそ、
現在の自分を受容できてきたと感じています。
周囲の人がいくら自分に対して「こう考えたらいい」と言ったとしても、
自分の中で納得して受け入れられなければ意味がないのです。
そういう意味でも、やはり時間をかけて自分を理解して受け入れていくことが
大事だと思います。
私は、気分が落ち込むと「なぜ自分は生きているんだろう」という考えが
よく浮かびます。
以前は、そこから「自分は生きていても仕方がない」などと連想してしまい、
さらに落ち込んでいました。
今では、「そんなことを考えてどうするの?」と逆に自分に問いかけ、
「生きていることの理由を考えても、今の落ち込んでいて判断力が鈍った自分では
納得する答えは出ないよ」と返し、
「そうかもしれない」と自分の中で考え方を変えることができるようになりました。
今は、腸の治療の経過の記録=自分の実験経過観察のように感じられて楽しくなり、
ブログで文章にして伝えることで同じような境遇の方に役立てばいいなというのが
生きがいの1つです。
庭で育てている花や野菜の手入れも最近は楽しくできています。
ですが、最近は腸の治療で除菌が強まり、
腹痛が出て日中の活動が制限されてきたため、ブログを不定期更新にします。
腹痛と気分の落ち込みが治まったら、また治療経過をブログに
まとめたいと思います!