最近の診察内容
先月、小西統合医療内科での診察で、次の治療を行うかどうか、
検査を行いたいかを聞かれました。
検査は「毛髪ミネラル検査」と「尿中重金属排出試験」の2つです。
・体にある重金属の検査をして、体から出す治療をして
倦怠感やうつ症状を和らげ、最終的には抗うつ剤を飲まないところを目指す
・重金属が脳に炎症を起こす
・この検査は希望性
話を聞き、検査を受けることにしました。
ここまで治療してきたので、試せることは試してみたいという気持ちでした。
先日、検査結果が返ってきました。
毛髪重金属検査の結果

上半分が有害物質を表していて、水銀が多いことが分かります。
下半分が必須ミネラルで、左側に偏っていることが分かります。
水銀が体にたまることで、体に不具合が起こっているとのことでした。
毛髪中重金属検査は、体の中にどれだけ重金属がたまっているかを調べる検査
というよりも、身体にたまった重金属を排出する能力を調べる検査
といったほうがよいかもしれません。
この排泄能力は遺伝的な影響を受けますが、グルタチオンという
私たちの身体にあるデトックス酵素の働きを高めることで改善できるのです。
有害ミネラル水銀 健康障害の兆候
うつ症状、皮膚炎、眠気、しびれ、情緒不安定、認知機能不全、
主な原因
汚染された魚介類、農薬、化粧品、アマルガム(銀歯)、
柔軟剤、防カビ剤、予防接種など
・根元から3センチの毛髪を検査すると過去3ヶ月の平均的な重金属の
排出量がわかる。
・検査結果が高値=暴露量が多いか排出能力が高い
検査結果は低値=排出能力が低い。暴露量は不明
「自己治癒力を高める医療 実践編」より引用
髪重金属検査のページはこちら
尿中重金属排出試験の結果

重金属蓄積の治療薬として用いられる「キレート剤」を内服後、
尿中にどのぐらいの重金属が排出されているのかを調べる検査です。
キレート剤に反応してどれくらいの重金属が排出されるか見ることで、
治療に対しての反応性を確認できます。
検査結果から、水銀の排出量が多いことがわかります。
毛髪重金属検査、尿中重金属排出検査ともに水銀の量が多いことがわかりました。
毛髪からかなりの重金属が排出された場合は、体内にそれなりの重金属が
たまっていることを意味すると同時に、排泄能力がきちんとあるという
見方もできます。
「自己治癒力を高める医療 実践編」より引用
先生からも、キレート剤で水銀を排出する能力があるため、
キレーション治療が期待できると言われました。
人によっては、キレート剤で重金属を排出できない人もいて、身体を
整える必要があるそうです。
尿中重金属排出検査のページはこちら
ブログ中で引用した本はこちら
治療や検査内容をより詳しく知りたい方におすすめです。
今後の治療まとめ
今後の治療はこのようになりました。
・キレート剤は週2回、たとえば月曜日と木曜日などで服用
・5か月後、再度尿中重金属排出検査をして水銀が排出できているか確認
・現在飲んでいるハリゾンシロップ(カンジダ症の治療薬)は継続して服用
→今服用しているものがなくなり次第、成分が同じファンギゾンシロップに変更
・その他、服用しているサプリメントを継続
・キレート剤の治療ではビタミンやミネラルも一緒に排出されてしまうため、
マルチビタミン&ミネラルが追加で処方される(朝夕4錠ずつ)
水銀を排出することで、うつ症状や倦怠感が軽くなるのかとても気になっています。
引き続き治療を続けていきたいと思います。
