だいぶ久しぶりのブログ更新になりました。
5月中旬頃からメンタル面に不調をきたし、さらに5月下旬ごろから
全身に発疹ができ始め、特に腹部と背中が真っ赤に腫れ上がってしまいました。
2週間ほど前から2~3日のペースで皮膚科に通っています。
発疹ができた原因
なぜ急に発疹ができ始めたのか、心当たりが2つあります。
・現在飲んでいる「ハリゾンシロップ」は抗真菌薬で、
消化管におけるカンジダが死滅した際に様々な副反応が出る。
その一つに発疹がある。
シロップを朝晩1.5mlずつに増やしてから1週間ほど経って、発疹が出始めた。
・腸の調子が良くなってきたと感じたため、乳製品を2回、20gほど摂取した。
(以前は乳製品を食べると腹痛があったため、控えていた。
なお、今回腹痛はなかった)
内科の先生に確認をとり、
「ハリゾンシロップの副反応の可能性もあるため、
皮膚の症状が落ち着くまで服用を一旦中止し、落ち着いたら再開する」
ことになりました。
皮膚科の先生からは、現在飲んでいるビタミン剤とキレート剤を
一旦休止するよう言われたため、今は飲んでいません。
また、ハリゾンシロップにアレルギー反応があるか血液検査をしてもらいましたが、
アレルギー反応はありませんでした。
そのため、ハリゾンシロップそのものに反応したのではなく、あくまで
「ハリゾンシロップで腸内のカビが死滅→死滅反応で皮膚が腫れた」
「その他の要因がある」
のどちらかだと思います。
最初はすぐ治るだろうと思って皮膚科に行くことを考えていなかったものの、
家族に受診をすすめられて早めに受診してよかったと思っています。
発疹の症状
・発疹ができ始めた数日間、37.5度の熱が出る
・全身が赤く、蚊に刺されたように腫れる
・1週間ほど、痒みと痛みでほぼ眠れない日が続く
・薬を飲み始めて1週間ほど、体が重くて日中起き上がれない
・処方されたステロイド剤や市販で購入したワセリンを塗っても
すぐ皮膚が乾燥して熱くなる
・全身が痒く、数日後に痛みに変わる
今後同じような副反応が出た際に、準備しておくといいことをまとめました。
発疹の対処法
全身に塗れるワセリンを購入する
皮膚科から処方されたステロイド剤だけでは皮膚が乾燥して痒いため、
別途ワセリンを購入しました。

白色ワセリン ティッシュの上にそれぞれのワセリンを出しています

こちらの方がやや黄色く、塗った時にべたつきがあります。
スプーンはついていません。
購入した時は「こんなに大量に使いきらないだろう」と思っていましたが、
皮膚の乾燥が酷く、購入して2週間ほどで半分ほど使いました。
1日3~4回塗りなおしています。
体がべたつくくらいワセリンを塗ってようやく保湿される感覚があります。
健栄製薬 | 白色ワセリン | 一般消費者向け製品情報ページ
使いやすさはチューブタイプの方が良いのですが、
価格面ではツボ型の方がお得です。
発疹の程度によって使い分けるといいと思います。
また、口唇用に皮膚科から「プロペト」を処方されました。
こちらはワセリンよりも純度が高く、さらさらして伸びが良いです。
【薬剤師が解説】ワセリンとプロペトの違いは?似た効果のある市販薬6選も – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報
綿素材の服を着る
綿素材の服が一番過ごしやすかったです。
ポリエステルなどの素材だと皮膚に触れた時に痒みが出るため
綿素材の服を着るのがおすすめです。
2~3着あると着まわせて便利です。
皮膚をかいて出血したり、ワセリンで服がべたつくので、
服を交換しないといけないことが多かったです。
保冷剤、氷枕を用意する
夜、皮膚が熱く痒みをもってなかなか眠れない時に活躍したのがこちら。
本来は頭に使うのですが、今回は枕カバーに包んで背中や太もも裏にあてて
使用しました。
特に背中と太もも裏が痒かったため、冷やすことで痒みを抑えられました。
柔らかいので寝心地も良いです!

保冷剤は腕の下にあてて使いました。
肌を冷やすと痒みの感じ方がだいぶ落ち着くため、おすすめです。
発疹で服用した薬

皮膚科で処方された薬
左から、
・プレドニゾロン錠「タケダ」5mg 副腎皮質ホルモン剤 体の炎症を抑える
1日3錠
・ビラノア錠20mg 1日1錠 皮膚疾患に伴う痒みを改善
・フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「SANIK」皮膚疾患に伴う痒みを改善
1日2錠
・レバミピド錠100mg「オーツカ」 胃粘膜を保護修復
1日3錠
・クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏0.05%「MYK」 副腎皮質ホルモン塗り薬
皮膚疾患の炎症抑制、腫れや痛み、痒みを改善 体用 毎回6~8本程度
・プロペト 口唇用ワセリン
・ボアラクリーム0.12% 副腎皮質ホルモン塗り薬
皮膚疾患の炎症抑制、腫れや痛み、痒みを改善 顔用 1本のみ
ステロイド錠について
ステロイドの一種「プレドニゾロン」は怖い薬か?薬剤師の常識 – EPARKくすりの窓口コラム|ヘルスケア情報
発疹の経過(※注意※発疹の肌写真あり)
発疹ができてからの肌の経過を撮影しました。
発疹が出ている首、腹部、背中、腕、太もも、ふくらはぎの写真があります。
こちらの写真は発疹の程度を伝えるために公開しています。
理解いただけた方のみ閲覧をお願いします。
ここから写真があります↓

5.18頃から発疹が出始める。

5.21に皮膚科を受診、フェキソフェナジンとビラノアを服用。
ボアラクリームとクロベタゾールプロピオン酸エステルクリームを塗布。

5.23に皮膚科を受診。プレドニゾロン錠とレバミピド錠1日2錠が追加される。

5.26に皮膚科を受診。プレドニゾロン錠とレバミピド錠が1日3回になる。

5.28、5.30に皮膚科を受診。引き続きプレドニゾロン錠とレバミピド錠を1日3回、
フェキソフェナジン1日2回、ビラノア1日1回。

.6.3に皮膚科を受診。引き続きプレドニゾロン錠とレバミピド錠を1日3回、
フェキソフェナジン1日2回、ビラノア1日1回。
クロベタゾールプロピオン酸がクリームから軟膏に変更される。
腹部、背中、腕の赤みが落ち着いてきたが、足の発疹がなかなか消えない。
6.6に皮膚科を受診。
だいぶ良くなったが、これ以上今通っている皮膚科では対処が難しいため
大きな病院の皮膚科で診てもらうように言われる。
現在の状態
・腕、背中、腹部の皮膚の赤みはなくなったが、乾燥しやすく痒い。
皮膚を触った時に少し硬く乾燥している。
・顔に赤みがあり、皮膚がやや硬い。痒みはない。
・太もも、ふくらはぎの発疹の赤みがなかなか消えない。
特に太ももの発疹が痒く、乾燥が酷い。
・薬の服用中、日中の体のだるさや気分の落ち込みがあった。
(元々のうつ病によるものか、今回の薬によるものかは不明)
引き続きプレドニゾロン錠とレバミピド錠を1日3回、
フェキソフェナジン1日2回、ビラノア1日1回。

今後の治療
プレドニゾロン錠を飲み始めて2週間ほどになりましたが、
皮膚の状態が完全に良くなりませんでした。
現在も、特に夜寝る時に腕や足に痒みがあり保冷剤が欠かせません。
今まで通っていた皮膚科から紹介状をもらったので、
今後は大きな病院で診てもらい、経過を記録していきたいと思います。
発疹中に食べていた食事
現在SIBOのため、低FODMAP食を続けました。
特に気をつけたのは以下の点です。
・たんぱく質を1日40~60g摂る
→鶏むね肉、卵、高野豆腐、骨髄エキスなど
・食物繊維を一日15g以上摂る
→グァーガム分解物、オートミールなど
・カルシウム、マグネシウム、鉄を意識して摂る
→小えび、青のり、煮干し粉、小松菜、オートミールなど
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